2008年12月1日月曜日

My Bros:2nd game


こちらの画像ですが、プロボクサーである弟:渡辺秀行のデビュー第二戦目が行われた茨城県の結城市民文化センターです。今回は地元からも比較的近かったので、友人、家族含め20名前後で応援に行きました。

今回は彼の体調も良さそうで動きもキレていました。1ラウンドは終始弟ペースで試合が進んでいましたが、僕は逆に前に出すぎる彼の動きと、そのために詰まっていった相手との距離、またそれによってカウンター狙いの相手の攻撃が徐々に合ってきていることだけが少しだけ気になっていました。でも、彼も絶好調そうな感じだったので、まあ大丈夫だろうと思っていました。
しかし、2ラウンドも中盤まで押し気味で進んでいたその時です。相手の左フックが弟の右頬を打ち抜き、そのまま立ち上がれず試合は終わってしまいました。

少し勝ちに急ぎすぎて、相手の戦略にはまってしまったのでしょう。
一同唖然としているだけでした。
衝撃的なKO負けでした。

僕は、それまでの彼の並々ならぬ努力を見ていましたし、前日一緒にいる時間がありましたが、その時もマスクをして別の部屋に行き、風邪などがうつらないように気をつけている姿も見ていました。調子も良く、完全に勝てると思っていたのですが・・・本当に勝負というものは奥深く、ドラマチックなものですね。そして時としてまったくもって読めない事態が起きるものです・・・だからこそ面白いのでしょうね。

終わった直後、僕と父は控室に行きました。そして彼の様子をアイシングしながら見守っていましたが、脳しんとう後は意識が飛び飛びになってしまうらしく、何度も何度も自分がどういう風に試合に負けてしまったのかを弟は聞いてきました。僕は何度も何度もそれにこたえました。

「おれ、何で負けたの?何で決まったの?ほんとゴメン。」
「相手はカウンターだけ狙ってた。それが2ラウンドの中盤でたまたま完璧に入っちゃたんだよ。でも、ヒデさんの今日の動きは良かったよ。次だ次。」と。

そのやり取りを何回も何回も繰り返しました。少なくとも10回は繰り返したでしょうか。

今までこんなに悔しくて悲しい気持ちになったことがあったでしょうか。時として命まで落とすという『ボクシング』というスポーツの厳しさをこれでもか、というほどに感じさせられました。
ぜひ、この負けを活かして、次の試合は勝ってもらいたいと思います。

P.S.前日からずっと車を出してくれた幼馴染のA君や、昨日来てくれた方には弟に代わってお礼を言いたいと思います。ありがとうございました!また、みんなで行きましょう!